竹中平蔵、その政治生命の危機
最近、とある政治家があまり目立たないなと思いませんか?
そう、竹中平蔵である。
竹中平蔵と小泉構造改革とは、切っても切り離せない関係だと思われていたが、最近あんまり目立たない。
これはなぜなのか。
今期限りで首相を辞める小泉首相にとっては、有終の美を飾りたいはず。
ところが、その経済ブレーンたる竹中平蔵が重用してきた人物が、ここのところバッシングの対象となっている。
まず、ホリエモン。
ホリエモンが選挙に出馬したとき、武部とともに彼を大いに持ち上げたのが、竹中平蔵だった。
小泉・竹中・ホリエモンで構造改革を進めるというのが竹中平蔵の応援演説の内容だったが、そのホリエモンがやっていたのは、マーケットを騙して私腹を肥やすことだった。
次に木村剛。
竹中が右腕として重んじた木村だが、その木村が設立した日本振興銀行をめぐっても問題が噴出。
初代社長として就任しようとした落合が、旧東京相和銀行(現東京スター銀行)を破綻に追いやった迂回融資に関わった人物として、就任できなかった。
その上、週刊東洋経済のスクープでも取り上げられたが、未公開株を担保として貸すだの、自分の関係会社に莫大な金額の情実融資をするだの、コーポレートガバナンス無視のやりたい放題。
しかも、最近では、総務大臣として郵政民営化を務めるさなかの、日本郵政のドタバタ。
日本郵政の社長の西川が、以前頭取を務めていた三井住友銀行の独占禁止法違反(デリバティブの抱き合わせ販売)で責任を追及されている。
要するに、竹中平蔵の政治家としての外堀がかなり埋められているのだ。
筆者は、ホリエモン逮捕などが反小泉派による国策捜査であると下司の勘繰りをするつもりはない。
その逆である。
今まで竹中の力が強くて文句も言えなかった官庁が、竹中の息のかかったところ(そして竹中の陰に隠れて違法行為・問題行為を起こしているところ)にメスを入れることができるようになってきたのだ。
このことは、ライブドア巡る経緯からもわかる。
竹中の力が強かったときには、ライブドアが東証の時間外取引を利用してニッポン放送の株式を大量取得したことに対して、金融庁長官自ら違法性のないとお墨付きを出してしまった。
しかし、ライブドア幹部の逮捕で、竹中によるホリエモンの持ち上げっぷりが、テレビに繰り返し報じられ、竹中がいかに凋落したかを示している。
これだけ竹中の周りで問題が相次ぐと、小泉も竹中を切り捨てざるを得ない。
竹中の政治生命がまさに危機に瀕していることがわかる。
しかし、これは裏返せば、竹中を守れるほどの力が今の小泉にはないということでもあるのだ。
この本も参考になる。
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コメント
所詮、似非野郎の結末はこんなもん!あんなにやけ面したアメリカかぶれの指輪野郎の顔を見なくてすんでせいせいしている。もともとあの野郎に日本をまかせられる能力などなかったんだよ!
投稿: enma | 2006年5月27日 (土) 22時08分