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2006年6月26日 (月)

市場の参加者はFOMC声明待ちか

ここ数日の株式相場は小動きである。それもそのはず、今の相場はアメリカの相場、アメリカの相場はFRBのバーナンキ議長の金利をめぐる発言に大きく左右されている。連邦公開市場委員会(FOMC)で彼がどのように発言するかを見守りたいという市場の参加者が多いためである。しかし、一時期のようなパニック売りが鳴りを潜めたのも事実である。バーナンキ議長による金利の引き上げ見通しが喧伝された結果、それを前提として受け入れた上で、市場が行動しているためである。つまり、マーケットが金利引き上げを織り込んだという状態である。こうなると、今度のFOMCでバーナンキ議長が金利の引き上げに言及しても大きく下振れする可能性はあまりないとも言える。逆に、バーナンキ議長が「金利の引き上げは当面行わない」と言ったら、マーケットの参加者は目論見が外れたとして、一斉に買いに回るだろう。これと同じような現象は他にもある。それまで好決算を予想されていた企業が決算発表したところ、予想通りの好決算であった。しかし、これをきっかけにマーケットは利益確定売りを出す。結果として好決算にも関わらず株価が下がるという現象が起こる。これはマーケットが好決算を期待してその企業の株を買い進めたものの、いざ決算が出ると、当面買い材料が出ないということで、株の保有者が買った株を売りに出すわけだ。予想通りのイベントには市場は反応を示さず、予想と異なるイベントには市場は大きく反応する。相場の格言には「何かを期待したときと、期待が外れたときに相場は大きく動く」というものがあるように、人々が何を考えながら投資をしているかを吟味して投資することが非常に大切である。

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