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2006年7月30日 (日)

13人のヘッジファンドのファンドマネジャーから学ぶリスク管理の大切さ


私は「ヘッジファンドの魔術師」という本を繰り返し読む。
この本は非常に役に立つからだ。
私自身投資を行うが、この本では13人のヘッジファンドのファンドマネジャーから、ヘッジファンドの運用の哲学を学べるという点で、非常に大きな意味がある。

一般の投資家がヘッジファンドについて聞いても、役に立つのかと言われそうだが、その考え方は、ヘッジファンドと一般の個人投資家の立場の違いを越えて役に立つものだ。

投資において重要なことはリスクを管理することだとよく言われるが、この本の中でも全てのファンドマネジャーがそのことを説いている。

例えば、ブルース・コフナー。
このファンドマネジャーが初めてトレーディングに手を出したときのことが紹介されている。
大豆の先物取引で4,000ドルのポジションが6週間で45,000ドルに急騰した。
しかし、その後のリスク管理に失敗し、含み益のうち23,000ドルを吹っ飛ばしてしまった。
このときの失敗が今のリスク管理に生きているという。

どんな優れたファンドマネジャーでも失敗する。
でも、それを乗り越えることでより優れた運用ができるようになる。
まして、一般の個人投資家ならなおさらだ。
大事なのはそこから学ぶこと、同じ過ちを繰り返さないことである。
これは、他のファンドマネジャーも説いていることである。

その他、普通では知ることができない運用の方針からエピソードまで満載で、読む人間に飽きさせない本である。

「ヘッジファンドの魔術師」スーパースターたちの素顔とその驚異の投資法 Book 「ヘッジファンドの魔術師」スーパースターたちの素顔とその驚異の投資法

著者:ルイ・ペルス
販売元:パンローリング
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