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2006年7月 9日 (日)

ETC事故多発 阪神高速、昨年度1万2000件!


産経新聞によれば、ETCでの事故が後を絶たないそうだ。料金所で働いている人で知り合いに聞くと、本当に事故が多いらしい。一番多いのが、カードの挿入漏れ・不十分。こういう人に限って、「俺はきちんとカードを挿入していた。料金所側のミスだ」と主張するらしい。
ところで、料金所のETCレーンは20km/h以下で徐行を呼びかけているが、実際にはそれよりかなり速いスピードで突入しても反応する。そのため、料金所ではETCレーンで車が猛スピードで突っ込んでくる。もっと減速させる必要があるのではなかろうか。

開閉バー激突/料金所員はね死亡

 高速道路料金所のETC専用レーンで、開閉バーの物損事故や追突事故が後を絶たない。車載器に挿入するETCカードの期限切れや未挿入などが主な原因で、料金所職員がはねられて死亡したケースも。高速道路各社は料金所に入る前にドライバーに確認してもらうよう手を尽くしているが、「ノンストップ」を売りにしたETCは便利さの半面、ドライバーの油断も招いているといい、新たな事故の“温床”と化している。

 国土交通省道路局有料道路課のまとめでは、平成17年度にETC料金所で発生した事故は2730件。うち17件は人身事故で、首都高では昨年9月、ETC専用レーンで停車した車両に駆け付けた料金所職員が隣接レーンを走行してきたトラックにはねられ死亡する事故も起きた。

 しかし、国交省が把握しているのは、警察が事故処理した比較的重大な事故だけで、「氷山の一角」といわれ、レーンに設置された開閉バーが曲がったり、折れたりしただけの軽微な事故も含めると、阪神高速だけでも昨年度の発生件数は約1万2000件。1日当たり33件も発生しており、阪神高速では「いつ大惨事が起きてもおかしくない」という。

 主な事故原因は、カードの期限切れや車載器への挿入忘れのほか、ETC未搭載車のレーン誤進入。レーン通過時にバーが開かないため、あわててブレーキを踏むものの、間に合わずに激突するケースがほとんどという。また、なかにはバーの反応を試すためにわざわざ猛スピードでレーンを暴走して破壊する悪質ドライバーもおり、同高速では「高速道はレース場じゃない。悪質な場合は工事費を含め、全額を弁償してもらう」としている。

 さらに、ETCはノンストップで料金所を通過できるため、「前方車両も止まらないはず」と、後続車の油断や過信を招くといい、レーンで立ち往生した前方車両に追突する事故も。今年6月1日に同高速神戸線尼崎料金所で中学生9人が軽傷を負った観光バス同士の事故は、カードの期限切れでバーが開かず停車した前のバスに後続バスの運転手が気付くのが遅れて追突したケースだった。

 高速道各社は現在、料金所付近に電光掲示板や音声案内で事前確認を促したり、ETCレーンと一般レーンの路面を色分けして未搭載車の誤進入を防ぐなど、事故防止策を強化している。 国交省有料道路課は「ドライバーの注意が最も肝心。ETCは便利な半面、危険があると心がけてほしい」としており、ETCレーンでの20キロ以下の徐行運転を呼びかけている。

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