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2006年7月20日 (木)

OECDの対日審査報告の衝撃~日本の「貧困層」比率は先進国2位

共同通信によると、「相対的貧困層の割合は先進国で2番目であり、不平等の度合いが増している」とOECDが報告したのこと。格差社会論争が久しく続いているが、この問題にも一石を投じそうだ。格差社会の最大の問題点は、貧困世帯の子供が十分な教育を受けられない、その結果として日本製品の品質の高さを実現してきた人材の質が低下することだ。少子化ともあいまって、一刻も早い対応が必要となろう。

 経済協力開発機構(OECD)は20日、日本経済の現状を分析した「対日経済審査報告書」を発表した。相対的貧困層の割合は先進国で2番目とし、「不平等の度合いが増している」と指摘。格差拡大は、所得が低い世帯の子どもたちの教育水準低下などを招く恐れがあると懸念を表明した。 ゼロ金利解除後の金融政策にも言及し、デフレに逆戻りするのを避けるためにも、追加利上げは慎重に判断するよう求めた。主要国の日本経済に対する考え方を示す同報告書は、構造改革への抵抗を強めかねない格差拡大を防ぐよう警告しており、経済政策をめぐる国内の議論にも影響を与えそうだ。

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コメント

 TBをさせて頂きました。
 特に、今回の「格差の内と外」では、実態としての「経済格差」を目の前に見ながら、それでいて自身の問題のときにはこの格差視点が抜け、平均的視点に移って行く。
 単純に、格差があるといっても何の意味も持たない実情がここにあります。数値で厳密に解説しても、「格差」の概念は受け容れるが、自らはこの外にいます。
 格差を目の前にしながら、平均値として自分を扱うエリート意識の強い[学歴という背広が歩いている]人たちが、今の政治・経済体制を補完し、この「格差」を固定化し、深化させる役割を演じています。
 このような人たちの心を現実と一致させる係わりが私たちに欠けているのではないかと、ここのところ感じます。

投稿: morichan | 2006年8月 6日 (日) 22時19分

 ぴーひょろさん
 始めまして、
 TB有難う御座います。
 これからも「格差」を追って行きますので、宜しくお願い致します。

投稿: morichan | 2006年7月23日 (日) 18時34分

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