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2006年8月 1日 (火)

THEMIS(テーミス)よ、大丈夫か?

THEMISという雑誌がある。
比較的大体内容は面白く、今月号は特に興味深い記事が多かった。
宮内オリックスの悪徳ぶりや日本振興銀行という名の木村剛銀行の窮地などは面白かった。
しかし、その中で気になる記事があった。
日銀の批判記事だ。
批判は大いに結構なのだが、問題は間違った認識に基づいて記事を書いた部分があることだ。
間違った認識に基づいて記事を書いて批判しても、説得力がない。

その記事では、他の金融に詳しい筋から引用する形で以下のようなことが書いてあった。

日本銀行は非常に儲かる組織だ。1万円の紙幣を刷ってもかかるコストは20円。残りの9,980円は日銀の利益となる。

筆者はこの誤った指摘に対して、日銀はこのようにして儲けているフシがあると書いていた。
そうか?
日銀の財務諸表を見ればわかるが、日銀がお札を刷って市中に発行したとき、売上(売上原価との差額が利益になる)に計上しているわけではない。
日銀は紙幣を発行したとき、発行銀行券として、負債の部に計上しているのだ。
何もお金を刷って市中に発行したら、お札の発行高=売上となって、そのほとんどが利益になるという考えは誤りである。

では、日銀はどのようにして儲けているのか。
発行銀行券という無利息の借金により、国債や外貨を保有してその利息や差益で収益を得ているのである。

そのようなことは日銀の財務諸表を見ればわかるのだが、何でこんな簡単にわかることに対して、そのように儲けているフシがあると安易に認めるのか。
批判をするのはいいが、その基となる認識に誤りがあると、説得力がない。
この文章を書いた記者は猛省すべきである。






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