« みのもんたは相変わらず二枚舌 | トップページ | いじめる側を出席停止にすることに意味はあるか? »

2006年12月 2日 (土)

自動車税の一般財源化っておかしくない?

最近税体系の見直しが話題になっているが、自動車税の一般財源化もそのひとつだ。
筆者はこれに非常に違和感を覚えている。

ところで、自動車関係の税だが、筆者は直接的には全く納めていない。
なぜなら、筆者は車を保有していないからだ。
筆者の家族も車を保有していないので、自動車関係の税は納めていない。

なぜ車を持っていないか?

筆者の住んでいるところは非常に交通の便がいいところであり(地下鉄4線3駅が利用可能)、車を持つ理由がないからだ。
通常の買い物は徒歩で済ますし、重いものであれば宅配便を利用する。
たまのゴルフも他の人の車に同乗させてもらうか、電車とクラブバスを利用する。

一方で、地方の人は一人一台というぐらいに車を多く保有している。
これは交通の便が不便なためであろう。
鉄道やバス路線が廃止になり、そのあおりを受けた形になっているわけだ。
その結果、地方の人が、自動車関係の税金をたくさん払わされていることになる。

今、その自動車税が道路建設の特定財源であるという原則が変えられようとしている。

これはおかしくないか?

仮に地方の人が自分たちのインフラを作ってもらうためにその分税金を納めるというなら、理解できる。
しかし、交通が不便なために仕方なく車を買って税金を多く納めているのに、その税金が自分たちの道路ではなく、他の目的に使われている(筆者のような交通の便のいい都市のインフラにも使われる)というのは、どう考えてもおかしな理屈だろう。

どう考えても一般財源化はおかしな話だ。
まして、暫定税率といいながら長期間通常の税率より高い税率を課している状態が続いている。
こんな中で一般財源化を推し進められて、自動車税の納税者は怒らないのだろうか。

目的税は財政を硬直化させるという観点から一般財源化賛成という学者もいるが、それなら自動車関係にだけ集中して税金を課す仕組も改めなくてはならないだろう(税の中立性という観点からはこちらの方が大事)。

小泉純一郎は以前、自動車を保有している人は担税力があると言っていたが、交通が不便な地方に住んでいる人は仕方なしに自動車を保有して乗っている側面も強いのだ。
もし、小泉が正しければ、一家に一台しかない都市の住民は、担税力が低いから一家に一台しか持っていないという理屈が成り立つ。
そんなことはないだろう。

自動車の一般財源化は本当におかしな話だと思うが、納税者の声が小さいように思われる。
もっと反対の声を上げていくべきではないかと思う。

余談
安倍政権マンセーのみのもんたは、何の根拠もなく「朝ズバッ!」で一般財源化に賛成していた。
こんな人間を庶民の味方と考える視聴者がいたら、それは大いなる勘違いだから、即刻改めたほうがいい。

税金バンザイ! 「税金」&「税務調査」の裏ワザ! Book 税金バンザイ! 「税金」&「税務調査」の裏ワザ!

著者:小堺 桂悦郎
販売元:フォレスト出版
Amazon.co.jpで詳細を確認する

税金裁判ものがたり―「納税者」のための税務訴訟ガイドブック Book 税金裁判ものがたり―「納税者」のための税務訴訟ガイドブック

著者:関戸 一考
販売元:せせらぎ出版
Amazon.co.jpで詳細を確認する

|

« みのもんたは相変わらず二枚舌 | トップページ | いじめる側を出席停止にすることに意味はあるか? »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/99613/4395648

この記事へのトラックバック一覧です: 自動車税の一般財源化っておかしくない?:

» カローラが世界共通に@自動車ニュース [テキストリンク ニュースが知りたい皆様へ@ニュース発信基地]
こんにちわ。ニュースが知りたい皆様へ@ニュース発信基地のニューサーです。 トヨタ自動車が2004年から中国で生産しているカローラの中国車名「花冠」を改めて、世界共通の「カローラ」に統一!! 中国では、カローラが英語で「花の冠」を意味することを重視して車名を決めた。新車名は07年半ばの全面改良後に発売する新型車から使う。他の自動車ニュース→自動車ニュース... [続きを読む]

受信: 2006年12月27日 (水) 00時09分

« みのもんたは相変わらず二枚舌 | トップページ | いじめる側を出席停止にすることに意味はあるか? »