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2006年10月28日 (土)

2005年度の軽自動車販売台数が前年度比36%増と好調~トヨタによるスズキいじめも激しくなるかも

全軽自協の発表によると、2005年度の軽自動車販売台数は、前年度比36%増の約195万台だそうだ。
一方で軽自動車以外の販売は苦戦している。
日本自動車販売協会連合会(自販連)が発表した2005年度の国内新車販売台数(軽自動車除く)は、約391万台と04年度比0.7%減った。

原因はいくつかあろう。
軽自動車は車両価格の安さに加え、税金が安く燃費が良い。
しかも以前に比べて車両性能が改善している。
また、日本人が車に対して抱くイメージが変わりつつあるのも原因の一つだろう。
かつては贅沢品でステータスの象徴だった車が、今では日常の足として意識されていることも事実だ。

このような状況では軽自動車首位のスズキが、自らは軽自動車を製造していないトヨタ(グループのダイハツでは製造)により激しくいじめられるかもしれない。

トヨタは軽自動車の販売で好調の目障りでしょうがないようだ。
会長の張氏が自工会の会長に就任したのも、軽自動車の低い税金を他の自動車なみに引き上げるのが目的と、堂々とアナリストの説明会で言うぐらいだから。

レクサスの国内販売が不調だからスズキに八つ当たりしているのだろうか。
税率はどこの企業も同じである。
であれば、自らもそれに応じた戦略を採るべきなのに、自工会の会長として自らの企業のために税率を変更させるのはいかがなものか。

世界のトヨタといってもこのようなことを行っている企業なのである。

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自民政調会長中川のトンデモ核保有論

自民政調会長の中川が、アメリカのワシントンで、核兵器保有に関する論議をすることに理解を求めたそうだ。
筆者はこのブログで日本の核保有の不要を説いてきた。
それは単なる理想論ではなく、現状認識を踏まえたものである。

中川自身は非核三原則を否定していないようだが、議論はしたいそうだ。
それは究極的に核を持ちたいとのことだろう。
だが、その議論のレベルの低さには呆れるばかりだ。

北朝鮮の核実験を、キューバ危機(ソ連がキューバに核ミサイルを配備)になぞらえたそうだが、核実験だけで核ミサイルに搭載できるわけではない。
しかも、キューバ危機は米ソ両国の話し合いで回避されたのであって、何で日本の核保有の議論に使うのか。

北朝鮮の核実験に対し、程度の差はあれ、米中韓ロシアが非難している。
そのような状況の中で、日本が核保有に対し前のめりになると、金正日に核保有の口実を与えかねない上に、他国が意を翻して北朝鮮の擁護に回るかもしれない。
日本が持つなら北朝鮮の核保有もやむを得ないと他国が判断したらどうなるのだろうか。
特に中国は核実験を凍結している。
日本が核保有するなら、自らの核実験も継続すべきという議論が中国国内で出はしないか。

中川という人物は、金正日を「糖尿病の指導者だから核攻撃も」あるとのたまうバカな政治家なのだ(それなら、糖尿病の治療をした方がよっぽど安上がりで手っ取り早い)。
自民の政調会長であっても大臣ですらない人間をアメリカに送って核保有の議論を行わせる自民党の神経を疑う。

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2006年10月23日 (月)

インドもソフトウェアの開発の拠点に


前々からも言われていたが、今日の日経新聞の1面にも掲載されているとおり、日本の企業がインドでのソフトウェアの開発を本格化しているそうである。
中国でのソフトウェア技術者の需給も逼迫しているため、インドでの開発をシフトしているとのこと。

数学の教育水準が高いし、アメリカのソフトウェア開発も行っているから、そうなるんだろうなあ。
でも、某大手システム企業(どこかは言えないが)に勤めている人に聞くと、中国に比べて距離が遠いのと、日本語を理解するの少なさがネックだそうな。
その人の部門も一時期インドに外注したことがあったものの、前記の理由でやめてしまったそうだ。

ソフトウェアの開発技術が高ければいいという問題ではないようだ。

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経済成長が見込まれる外国の勉強をしたい筆者は、ヒンディー語の勉強を考えている今日この頃である・・・。

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2006年10月22日 (日)

小泉外遊という無駄遣い

時事通信によれば、小泉が首相退任前に行った4回の外遊に要した費用は、約8億1500万円だったとする答弁書を決定したそうだ。
小泉ほど外遊し、まっとうな成果を残せなかった首相も珍しい(ちなみにその4回とは、カナダ・米国、モンゴル、ロシア、ウズベキスタン・カザフスタン)。

この答弁書の中で、「外国訪問は戦略的に実施されており、わが国の国益に資する成果を上げている」と述べているそうだが、何を根拠に述べているのだろうか。
アメリカでブッシュの前で酔拳を披露したことか?(本人はプレスリーの真似のつもりだったらしいが)

今年のゴールデンウィークにはアフリカにも行ったと思う。
彼はアフリカに何しに行ったのだろうか。
一国の首相が外遊して何の話をしたのか話題にさえならなかった。

一方今年の6月、中国の温家宝首相もアフリカ諸国を訪問した。
中国はこの訪問により、アフリカ諸国に経済協力を行うことを約束する一方、資源開発を通じて自国の鉱産資源調達先を確保したのである。
「わが国の国益に資する成果を上げている」とはこのようなことを言うのである。

小泉外遊という無駄、そこに日本の外交の貧弱さを感じざるを得ない。

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